ドメインを取る前に「Wayback Machine」で過去履歴を調べよう【中古ドメインは絶対に使わない方が良い】

ブログでご飯を食べている「たかログ」です。

これまでドメインは40個くらい取得してきました。今運用しているのは10個ほどです。残りは手放しています。

昔は勢いでドメインを取得していた時期もあったのですが、そのドメインが過去の使用履歴があると分かったとたん、一気にやる気がなくなります。

何故なら、そのドメインで頑張っても報われない可能性があるからです。

このページでは過去に利用履歴があるドメイン(いわゆる中古ドメイン)を使用するデメリットと、誰にでもできる中古ドメインの見分け方を説明します。

  • これからドメインを取ってブログを運営していきたい。
  • 真っ新な状態で気持ちよくブログを積み上げていきたい。
  • 我が子も同然のブログがスパム認定されるのは絶対避けたい!

このような方は見ておくべきです。

中古ドメインを使用することのデメリット

世の中には「中古で購入しても良いもの」はたくさんあります。

ゲーム、本、CDなどは中古で買っても良いですよね。これらは中古だとキレイ度は落ちますが、コンテンツは新品と変わらないので、安く済ませたい人は中古で済ます人も多いでしょう。

ちなみに私も中古で済ませられるものはできるだけ中古で買います。「安くて質がそこそこ良い」というものが大好きだからです♪

ただしドメインを中古で買うのは本当に要注意です。

ドメインはむやみに中古を購入してはいけません。ブログ初心者の方は必ず「まだ誰も使ったことがないドメイン」を買いましょう。(判別方法は後で解説します)

何故中古ドメインを買うべきではないかというと、以下のデメリットがあるからです。

中古ドメインのデメリット
  1. 前の所有者がスパム行為をしていた可能性がある
  2. Googleの評価が低い可能性がある
  3. インデックス自体がされない可能性がある
  4. 悪い影響を与える被リンクが付いている可能性がある

これらはあくまでも「可能性がある」ということではありますが、せっかくこれからブログを頑張って運営しようというのに、余計なマイナス面を引き継いでのスタートは絶対に避けなければいけません。

ブログ初心者の方はリスクをできるだけゼロの状態にしてブログを開始していきましょう。その方が良い結果に繋がるはずです。

中古ドメインはSEO的に有利なものがあると言うが・・

ちなみに、中古ドメインには良い面もあります。

中古ドメインのメリット
  • 以前のドメイン所有者が優良な運営をしていたり、またはしっかりとした会社や地方自治体が運営していたドメインはGoogleから認められており、高い評価を得られる可能性がある。
  • 良質なサイトやブログから被リンクが貼られていることもある。
  • 過去の実績が良質な場合、ブログやサイト運営としてはこの上ない状態でスタートダッシュを決めることができる。

中古ドメイン市場は結構盛況で、専門の販売業者も存在しており、好んで中古ドメインを買う人は一定数います。

良質な中古ドメインはそのような販売業者を仲介しないと手に入りません。そして良い中古ドメインは数万円~数十万円もします。

また、頑張って良質な中古ドメインを手に入れたとしても、元々のブログやサイトとは全く違う内容で運用した場合、被リンクが外されてしまう可能性も十分あり得ます。

質の良い被リンクが外された場合のダメージははかり知れません。そのようなリスクを冒してまで、中古ドメインにこだわる必要は少ないです。

これからブログを開始する初心者の方は、わざわざ中古ドメインを使う必要はありません。真っ新で真っ白な新規のドメインを購入するようにしましょう。

たかログ

一昔前は中古ドメインをたくさん購入してアフィリエイトサイトを量産するという手法も流行っていましたが、基本的に初心者にはお勧めしません。やりがいが低く、精神的な満足度が得られず、ブログのスキルが全く成長しない手法です。

「Wayback Machine」を使ってドメインの過去履歴をチェックしよう

ドメインが過去に使われていたかどうかは「Wayback Machine」というサイトを利用することで調べられます。

Internet Archive: Wayback Machine

ここの検索窓にドメインのURLを入力することで、そのドメインの過去履歴を調べることができます。

試しに当ブログのドメイン(取得前)で調べてみます。

以下のようにドメイン(URL)を入力し、「BROWSE HISTORY」をクリックします。

例えば「web-ryoku」と「.net」の組み合わせで調べたい場合は「https://web-ryoku.net/」という形に変えて検索窓に入れます。

まだ使われたことのない新規ドメインの場合、以下のような表記が出てきます。

この表記がでれば「まだ使われたことがないドメイン」となります。安心して使ってください。

過去に使われたことがあるドメインの場合

過去に利用履歴があるドメインの場合、以下のような画面が表示されます(Googleでお試し)。

2001年あたりから使われているということが分かりますね。

このような棒グラフの画面が表示された場合、過去に使われたことがあることを示しています。ちなみに今回はGoogleのドメインを調べたので、2020年現在でも使われていることがグラフを見てもわかります(この記事は2020年に書いてます)。

また、過去にどのようなWebページを運用していたかを見ることもできます。

  1. 年をクリック
  2. カレンダー内の水色背景のどれかにカーソルを合わせる
  3. 出てきた日付をクリックする

この手順で過去のWebページを見ることができます。

すると、昔のGoogleのトップページが出てきます。

こんな感じだったのですね。ところどころ違っていますが、基本的な原型はこの時から変わっていないのですね。さすがGoogleです。

まとめ

今回は過去に運用履歴がある中古ドメインのデメリット、そして中古ドメインの簡単な見分け方を解説しました。

これから新規でブログを立ち上げる方にとって、過去に運用されていたかどうかは重要です。運が悪いと、そのドメインはGoogleからマイナス評価を受けている可能性があるからです。

わざわざマイナス評価がある状態でスタートするのは絶対に避けたいので、狙ったドメイン名の過去履歴は必ず「Wayback Machine」でチェックするようにしましょう。

参考 Internet Archive: Wayback MachineInternet Archive

また、例えば「aaa.com」というドメイン名だと使われた形跡があるけど、「aaa.net」だと使われたことがないドメインという可能性もありますので、ドメイン名は色々と試すようにしてください。

  • .com
  • .net
  • .org
  • .info
  • .jp

など、ドメインの語尾部分はいくつもあります。値段の違いなどもありますが、もし気に入ったドメイン名にこだわる場合は語尾を変えて探してみてください。(.jpは値段が少し高めなので注意してください)

また、「aa-a.com」にしたり「aaa-.com」などに変更すると新規ドメインになることもありますので、良ければ試してみてくださいね。

できるだけ真っ新な状態でアナタだけのブログを開始していきましょう!

ちなみに、ドメインは「お名前.com」で取得するのがお勧めです。理由はこちらの記事に載せていますので、もし興味があれば見ておいてください。

ドメインはどの会社で取得すべき?お勧めサービス5社を徹底比較

「すぐにお名前.comでドメインを取りたい!」という方はこちらの記事をどうぞ。

お名前.comの独自ドメイン取得方法を16枚の画像で初心者向けに解説

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