個人ブログでは.com .net .org .jp .infoのどれが良い?絶対避けるべきドメインとは

ドメインを取得するときに迷うのが「ドメイン名って.comとか.netとか色々あるけど、結局どれを選べば良いのか?」ということ。

初心者が初めてドメインを取得するときの悩みの一つですね。

これについて、正確な答えを知っている人は誰もいない(Googleの中の人しか知らない)のですが、よく言われることとしては

  • .comと.netなら間違いない
  • .jpは値段が高いが信頼できる
  • .orgもかなり良い
  • .infoは怪しい

このようなことはとても良く耳にします。

この記事ではそれらについての正確なところと、取るべき推奨ドメイン、そして絶対避けるべきドメインについて解説していきます。

ブログ初心者

これから個人でブログを立ち上げる予定だけど、どのドメイン名にすべきか全く分からない

このような方の参考になるかと思います。

「.com .net .org .jp」は実際どうなの?どれを取るべきか

基本的にはドメイン名の違いでSEO効果が変わるということは聞いたことがありません。

昔は色々と「このドメイン名が良い、あれはダメだ」などとブロガーやアフィリエイターから言われていた過去がありますが、現在は「どのドメインでもほぼ変わらない」と言われています。

これについては私もそう感じています。ドメイン名がどうこうと言うよりも、中身(記事内容)が良いかどうか、運営者がSNSなどで有名かどうか、などで評価が変わると感じています。

ドメイン名でSEO評価が変わるということはほぼないと言えます。

そのため、「.com .net .org .jp」であればどれを取っても問題ないと思います。この4つはイメージも評判も悪くないので、不安要素を最小限にしてブログ運営に取り組めるでしょう。

この「不安要素が少ない」というのは結構重要です。不安要素があるドメインでの運営は精神衛生上良くありませんので。

たかぴー

「.comを探してたけど、すでに取られているから.netにしようかな」という感じで全然OKです。ただし、.jpは少し価格が高めなので、無理して選択肢に入れる必要はありません。

.jpは確かに信頼性は高いと言われていますが、SEOの強さ的には正直他と全く変わらないはずです。

ちなみに、ドメインはそれぞれ成り立ちがありますので、それについても以下に軽く解説していきます。

ブログを運営する上で大きく関係することはありませんので深くは解説しませんが、簡単に触れておくのも悪くないと思いますので。

以下、Wikipediaを参考にしています。(チョコの件は完全にオリジナルです)

「.com」は商業向けに作られた

「ドットコム」の言葉が有名で、日本では最もメジャーなドメインである.com。由来はcommercial(商業)から派生したものであり、基本的には商業団体向けのドメインとなっています。

チョコで例えると「明治の板チョコ」みたいな感じですかね。誰もが知っていて、ユーズナブルで使いやすいドメインとなっています。

取得時は1年間1,000円以下で契約できます。

「.net」はインターネット向けに作られた

名前からも想像ができると思いますが、.net(ドットネット)はインターネットサービスなどのネット関連組織を対象としたドメインです。今もネット関連企業から高い人気があり、一般的にも.comと並んで人気のドメインです。

.comが取られてたら.netで、.netが取られてたら.comを探すくらい、お互いがお互いの代替えのような存在となっています。

チョコでいうと「ロッテのクランキー」のような感じです。明治の板チョコとをどっちを買おうかなぁ、こっちも美味しいから捨てがたいな・・と思わせてくれる存在です。

こちらも取得時は1年間1,000円以下で契約できます。

「.org」は組織・団体向けに作られた

.org(ドットオーグ)は非営利団体を対象としたドメインで、学校やコミュニティなどの組織・団体で広く利用されていました。現在は非営利団体だけでなく、一般の私たちも利用できます。

チョコでいうと「森永の小枝」のような存在。板チョコより少し高いけど、とても魅力ある味と食感を持っている感じです。こちらを好んで選ぶ人も多数います。

取得時は1年間1,000円超と、.comや.netと比べると少し高くなっていますが、全然使いやすい範囲と言えます。

「.jp」は日本を代表するドメイン

.jp(ドットジェイピー)は日本国内に住所を持つ個人や組織が取得できるドメインです。日本を代表するドメインとなっており、価格は高めですがドメインとしての信頼性は間違いないと言われています。

チョコに例えると「ゴディバ」といったところでしょうか。高級なので一般人では頻繁に買えるものではありませんが、ここぞという時に買っていきたいという感じです。

取得時の価格は1年間2,500円前後もしますので、無理して取る必要はありません。

おまけ 「co.jp」は企業向けのドメイン

co.jpというドメインもあるのですが、こちらは企業向けのドメインとなっています。1社に1ドメインしか取れないことになっており、一般で取得できるドメインではありません。

中小企業にとっては最もお勧めのドメインですが、個人ブログを運営する際は他のドメインを使いましょう。

「.info」も良いが、過去のイメージが少し悪い

この業界にいると「infoドメインはあまり良くないから取らない方がいいよ」という話を良く聞きます。昔はセミナーや懇親会でもその話題は良く出てました。

ただ、.infoをかばうわけではありませんが、infoドメインを使っても全く問題ありません。

.infoに限らず、どのドメインを使おうが検索順位に影響を与えることがないということをGoogleが発表しているからです。

参考 新しいトップレベル ドメイン(gTLD)に対する Google での取り扱いについてGoogle ウェブマスター向け公式ブログ

そのため、.comだろうが.netだろうが.infoだろうが、基本的には同じように扱われることになっています。

ただし、.infoの評判が悪いのは残念ながら事実です。過去にドメインごとGoogleから嫌われたという話もあるくらいです。

これについての真相は分かりません。風評被害にあっているかわいそうなドメインなのかも知れません。

個人的には過去に何度も.infoドメインは取っていますが、SEO効果については他とほぼ変わらないという体感です。Googleの発表通りだと思います。

なので、.infoドメインも全然使っていいと思っています。価格的には.comや.netと比べると安いので、「固定費はできるだけ安くしておきたい!」と考える方は.infoを取るのも一つの選択肢としてアリだと思っています。

ただ、私の周り、そして有名なブロガーを見てみると、.infoで運営している人は少ないのが現状です。

これをどう捉えるかは人それぞれですが、もしブログ運営をする上でほんの少しでも不安要素は取り除いていきたいと考えた場合、「.com .net .org」あたりでドメインを取るのが良いのかなと考えています。

格安の新ドメインは選ばない方が良い?メリットとデメリットとは

最近は.tokyoや.shop、.xuz、.workなど、新たに格安のドメインがたくさん登場しています。これらは100円以下という価格で取得することが可能です。

これらの格安ドメインを使うべきかどうか悩むところだと思いますが、ブログの内容と合ったものであるなら全然使っても良いと思っています。

例えば東京のある有名な地域ブログを運営している方は.tokyoを使っており、順調なブログ運営をしています。

基本的にはドメイン名で検索順位は変わらないというGoogleの発表を信じるならば、ドメイン名はブログに合っているものであれば新しい格安ドメインでも問題ないでしょう。

注意
ただ、新ドメインは取得時のみ格安なのであって、更新時は他とあまり変わらない価格になることが多いです。そして更新価格が.comや.netの5倍以上するくらい大きく値上がりする例もあり、ちょっと安心感にかけるところがあります。

また、あまり使用されないドメインだと不審に思われる可能性もゼロではありません。

.comや.netは広く使われているということもありますので、無難な線でいくなら新ドメインは使わず、.comや.netなどを利用する方が間違いないと言えます。

絶対避けるべきドメインもある

ちょっとニュアンスが違ってきてしまうのですが、中古ドメイン(使用履歴があるドメイン)は絶対に避けた方が無難です。

理由は簡単で、以下のデメリットがあるからです。

中古ドメインのデメリット
  1. 前の所有者がスパム行為をしていた可能性がある
  2. Googleの評価が低い可能性がある
  3. インデックス自体がされない可能性がある
  4. 悪い影響を与える被リンクが付いている可能性がある

これは.comや.netなどに限らず、どのドメインでも以前に使用者がいれば中古ドメインとなります。そしてマイナス評価を受けている可能性があるということになるのですね。

もしマイナス評価を受けているドメインだった場合、スタートからずっと足を引っ張られていることになります。

そのような事態は絶対に避けたいので、中古ドメインは絶対に避けるようにしてくださいね。

中古ドメインかどうかの見分け方はこちらのページで解説しています。

ドメインを取る前に「Wayback Machine」で過去履歴を調べよう【中古ドメインは絶対に使わない方が良い】

現在、個人ブログでSEO評価が高い人のドメインを探る!

2020年7月現在の情報になりますが、個人ブログでGoogleから高評価を得ており、検索順位が上に来ているブログは何のドメインを使っているか、少しですが調べてみました。

数は少ないですが、どれも素晴らしい情報を発信しているブログです。

「.com」でSEOに強いブログ

「.net」でSEOに強いブログ

「.org」でSEOに強いブログ

「.jp」でSEOに強いブログ


調べた中では.comが断トツで多かったです。実は他にも.comで有名ブログはあるのですが、多すぎたので割愛したくらいです。

やはり、皆さん有名どころの.comを選ぶ傾向にあるようです。確かに.comなら変なイメージがないですし、ドメイン名としても間違いないですからね。

そして意外にも.orgに有名ブロガーがいたのが驚きです。特にmanablogは今かなり注目されているブログなのですが、ドメインが.orgだったとは驚きでした。

.netと.jpは最近は少ないようです。私のこのブログは.netなだけに、ちょっと寂しい気がします(笑)

MEMO
ちなみに.infoや.biz、新ドメインは今回の調査では見かけませんでした。ブログを作りこむ予定の人は、最初から有名な.comを選ぶ傾向にあるようですね。

【結論】ドメイン名での影響は恐らくないが、「.com .net .org」から選べば問題なし

Googleの発表にもある通り、どのドメインを使おうが検索順位に影響を与えることはおそらくないでしょう(Googleの発表をそのまま信じるなら・・ですが)。

参考 新しいトップレベル ドメイン(gTLD)に対する Google での取り扱いについてGoogle ウェブマスター向け公式ブログ

そのため、基本的にはどのドメイン名を選んでも問題ないことになります。

結局は記事内容やSNSでの知名度などの方が遥かに重要になってくるので、ドメイン名を気にすることなくブログの内容を充実していくのが一番いい結果が生まれるはずです。

ですが、これからブログを開始する方は

  • 不安要素を少しでも排除したい
  • 有名ブロガーが選んでいるドメインを使いたい!

という方がほとんどだと思います。

となれば、やはり「.com .net .org」あたりから選ぶのが一番良いと言えるでしょう。

.jpも良いですが、価格が高いうえに取得や更新のやり方が少し面倒になるので、あえて選ぶ必要性は低いかなと思っています。

一番安心感が高いのは.comですが、もし.comが取られている場合は.netや.orgを選ぶという方法が良いでしょう。

この情報をもとに、好きなドメインを取得していってくださいね。

これからブログを始めるなら、エックスサーバーの「WordPressクイックスタート」がお勧め!

これからブログを始めたいという方で

  • まだドメインを取っていない
  • サーバーも契約してない
  • 何から始めれば良いのか分からない

という方は、エックスサーバーの「WordPressクイックスタート」でブログを開始することをお勧めします。

本来、WordPressでブログを始める場合、以下のステップを踏む必要があります。

  • ドメイン取得
  • サーバー契約
  • ネームサーバー設定
  • WordPressインストール

ところが、WordPressクイックスタートならこれらをまとめて1ステップで超簡単にできるようになっているのです。

ブログ名が決まっているなら、所要時間10分~15分でWordPressを開設できてしまいます。現在のところ、一番簡単にWordPressを解説できるのが「WordPressクイックスタート」です。

提供元のエックスサーバーは実績と信頼あるサーバーで、私も10年以上使っています。

月額1,000円という安さなのに使い勝手は抜群に良く、速度も早いです。

たかログ

私はエックスサーバーで作ったブログで数千万円を稼いできています。お世話になりまくっています。

ブログ初心者にとって大きな味方となってくれるはずですので、これからWordPressを開始する方はエックスサーバーの「WordPressクイックスタート」を利用することをお勧めします。

申し込みの流れはこちらのページで解説しています。画像20枚を使い、徹底的に初心者向けに書いてます。

WordPressクイックスタートの設定方法【デメリットもあるが初心者向け】~エックスサーバー~

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です